こどもとりびあ

地方で二人娘育てています。暮らし、子育て・知育のことなど。

絵本が苦手な人にこそオススメしたい、ヨシタケシンスケさんの絵本三冊。

※当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

もう ぬげない

「もうぬげない」の絵本です。
少し前にツィッターで話題になったようですね。

作者はヨシタケシンスケさん。
今、ブームの絵本作家さんです。

私もがっつりヨシタケシンスケさんの絵本にハマっています。
あの脱力感がたまらない。

と言うわけで、今回はヨシタケシンスケさんの絵本の紹介です!
(画像クリックでAmazonに飛びます。)

ヨシタケシンスケさんってどんな人?

まずは作者のヨシタケシンスケさんについて軽くまとめます。

1973年産まれ。
最初はイラストレーターとして活躍されていたようです。

2013年に初のオリジナル絵本「りんごかもしれない」を出版されています。
絵本作家としては5年目と言うことでしょうか。
5年目にして大ヒット絵本を何冊も書かれています。

MOE絵本屋さん大賞などを受賞されているので、絵本好きの人には有名だと思います。

以前LEEのインタビューで「自分はネガティブだ。そんな自分を救うために絵本を書いているので、自分のような人には喜んでもらえるんじゃないか」と言う内容の事を言っておられました。

そうなんです。
きっと子供は好きなんだけど、ちょっと根がネガティブな私のようなママにはハマりやすいと思います。


ヨシタケシンスケさんの絵本の好きな所

私がヨシタケシンスケさんの絵本で一番好きなのが、「子供に何か要求された時のオトーサン・オカーサンの顔」です。

なつみはなんにでもなれる
初めて読んだのは「なつみはなんにでもなれる」。

子供に「いいこと思い付いたから一緒に遊ぼう」と言われて、「洗濯物畳んでるんですけど」と返す時のオカーサンの顔!

『オカーサンの気持ち超わかるんですけど!』

このイラストを見て、私は一気にファンになりました。


昔ながらの王道的な絵本だったら、絶対出てこない表情です。
まだあのオカーサンの表情を見たことのない人にはぜひ見てもらいたい。

絵本って、たまに理想のママ像を押し付けてくる時があって、辛くなるんですけど、このオカーサンの表情を見ると癒されます。

もちろん王道絵本の「優しいママ」も時には嫌いじゃないし、子供に神対応出来るママにはなりたいと思っているけれど…

私は日常生活のなかでは、よくオカーサン的表情してる時があると思う。
なつみのオカーサン的表情は子育て中のザ・ベスト対応ではないかもしれないけれど、これが普通。リアルだと思います。
私だけじゃないんだ、こんな表情してたって子供への愛情はあるんだから大丈夫かもしれない…と思わせてくれる。
そんな所がヨシタケシンスケさんの絵本の魅力な気がします。

王道絵本のこっぱずかしさが苦手な人こそ、素直に楽しめる…かもしれない。

私が特に好きなヨシタケシンスケさんの絵本三冊

ヨシタケシンスケさんは、多分10冊位、絵本を出されています。
その中でも特に私が好きな本を紹介します。

なつみはなんにでもなれる

なつみはなんにでもなれる

なつみはなんにでもなれる

前述の通りです。
「なつみ」も可愛いです。
子供ってめちゃくちゃで、つきあいきれない時もあるけれど、なんか無視できなくて、結局かわいいんだよねと言う事を再確認させてくれます。

つまんないつまんない

つまんない つまんない (MOEのえほん)

つまんない つまんない (MOEのえほん)

子供が「つまんない」について一生懸命考えちゃってます。
子供に「つまんない」と言われた時のオカーサンの反応。
子供に「大人って楽しいの?本当はつまんないじゃないの?」と聞かれた時のオトーサンの一生懸命な回答。
なんだか、しっくり来るんですよね。

ふまんがあります

ふまんがあります (PHPわたしのえほん)

ふまんがあります (PHPわたしのえほん)

ふまん…ありますよね。
子供だって色々ね。
上の二冊もですが、絵が本当に可愛い。
子供の可愛い所を抽出してデフォルメしたような絵が可愛いすぎる。


最近大人気と言うことで、グッズも出ているようです。
マスキングテープ欲しい…。

なつみちゃん ふせんメモ

なつみちゃん ふせんメモ

ふまんがあります マスキングテープ

ふまんがあります マスキングテープ



「なつみ」が30年後には「しろくまちゃんシリーズ」みたいな殿堂入り絵本になっていて欲しいな…と思っています。
育児に疲れたときに私を癒してくれる、本当に大好きな絵本なので。


以上、ヨシタケシンスケさんの絵本の紹介でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。