こどもとりびあ

地方で二人娘育てています。暮らし、子育て・知育のことなど。

講談社の3・4・5歳向け雑誌「おともだち」を知育目線で分析してみた。

※当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

「おともだち」と言う雑誌をご存知ですか?
未就学児向け付録付き雑誌の中の一つです。

あの辺の雑誌はどれもこれもキャピキャピと派手でデザインも似ていてイマイチ区別が付かない私ですが、今回購入したのはこちら。

おともだち 2017年 12 月号 [雑誌]

娘が自分で選びました。

対象年齢は3・4・5歳です。
キャラクターと玩具の広告がやたら目に入る雑誌ですが、意外とお勉強的ページもありますよね。
今回はこの「おともだち」を知育マニア目線で分析してみたいと思います。

「おともだち」のをお勉強ページの量を分析

「おともだち」に掲載されていた問題はなんと49問(くらい)!
680円のこの雑誌のイメージからすると、かなりの量でした。

分野別に見ると以下のような感じです。

  • ひらがな 6問
  • カタカナ 3問
  • ことば(クイズなど含む) 9問
  • 算数系 6問
  • 生活系 7問
  • 工作系 6問
  • 探す系 5問

キャラクターが登場しない純粋なドリル的なページは…

「市川式シールでIQトレーニング」が5ページ。

 
こちらのページの問題は「能力開発ドリル 市川式IQトレーニング3・4歳」からの抜粋(もしくは類似問題)だと思われます。

脳力開発ドリル 市川式IQトレーニング 3・4歳 改訂版 (おともだちドリルブック)

脳力開発ドリル 市川式IQトレーニング 3・4歳 改訂版 (おともだちドリルブック)

市川式とは「知能領域を図形・記号・概念の3分野に分類し、これらの分野の問題にバランスよく取り組むことで脳全体の開発、知能の向上を図る教育方法らしい。

「1日5分でじがかける はじめてのひらがな」が6ページ。

こちらは「1日5分ですうじがかけるほん」の広告が下の方にちょこっと載っていました。
「1日5分」シリーズは累計28万部売れているようです。

1日5分ですうじがかけるほん 1から100まで たす・ひく 決定版 (おともだちドリルブック)

1日5分ですうじがかけるほん 1から100まで たす・ひく 決定版 (おともだちドリルブック)

1日5分でじがかけるほん ひらがな 決定版 (おともだちドリルブック)

1日5分でじがかけるほん ひらがな 決定版 (おともだちドリルブック)


一応、ご承知願いたいのですが数え方や分類の仕方は私独自のものです。
同じページにクイズや迷路があったら2問と数えたりしています。


「おともだち」のお勉強分野の難易度は?

難易度は少なくとも「Z会幼児コース年少」よりは難しいです。
「おともだち」は対象年齢が3・4・5歳なので当たり前かもしれませんが…。

ちょっと小馬鹿にしがちなキャラクターページもよくよく見ると、意外といい問題が出ていました。
子供がキャラクターに食いつく分、難しい問題を出せるのでしょうか?

私が個人的に難しすぎたのはキュウレンジャーの「キュータマジンにキュータマはいくつ使われているか」と言う問題。
まずキュータマが何かわからない(笑)
キュータマがロボットの関節や肩にも使われていて、数えにくい事この上ない。

ちなみにキュータマジンに使われているキュータマは12個です。
普段は娘とZ会幼児コース年少をしているのですが、Z会幼児コース年少11月号で扱うのは5までの数。
娘には多すぎる気がして、数えれない(数えたがらないだろう)と思いましたが、娘はきちんと「12個」と答えていました。
…恐るべし「にんきもの」パワー!


「おともだち」のコスパ。

「おともだち」の定価は680円。
お勉強分野だけ数えてもこのボリュームで、シールも沢山。オマケのおもちゃもついている…。
コスパははっきり言ってめちゃくちゃ良いと思います。

これだけ安く販売できるのは、やはり広告ですよね。
おもちゃの広告多すぎ…。
クリスマス前と言うこともあり、娘は掲載されているおもちゃを入念にチェックしていました。
情報が多すぎると欲しいものが増えて「2つ欲しい!」などと言いかねないので少しめんどくさい気はします。

ちなみにZ会幼児コースは他社と比べて割高ですが、そのぶん(?)広告はほぼゼロです。
保護者向け情報誌にしても、広告はもちろん、グッズ販売などのページもありません。
この辺にZ会のプライドを感じて好きです。



実際に「おともだち」をじっくり分析して思ったのですが、子供の世界では「プリキュアについてどれだけ知っているか」みたいな事で立場が決まることもありますし、お堅い教材だけでなく、たまには流行ものの雑誌を買ってやる事も必要かな、と…。
子供が「好きなもの」について覚える能力って本当に凄いですから、キチンとしたドリルよりためになるかもしれない。
何事もバランス良くいきたいなーと思います。


余談ですが、「おともだち」の雑誌内ではプリキュアやキュウレンジャーなどのキャラクターをまとめて「にんきもの」と呼んでいます。
「にんきもの」と書かれているのをみると、なぜか「21世紀少年」を思い浮かべてしまう。
私だけでしょうか?


今回は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。