こどもとりびあ

地方で二人娘育てています。暮らし、子育て・知育のことなど。

Z会小1コースを受講した感想を正直に語ってみた!教科書準拠ではなく、少し難しい所が良かったです。

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こんにちは!サヨです。

私は、小1&年少女子を育ており、子供たちの勉強方法を考えるのが趣味です(笑)

 

さてさて、そんな我が家の小1の娘は、現在Z会小学生コース(紙ベース・ハイレベル)を受講しています。

 

Z会と言えば、世間的に「難関大学向け」のイメージがあると思います。

私も受講する前は、はたして小学生コースはどのくらい難しいのか?どんな風に勉強が進んで行くのか??...などなどなど気になっていました。

実際に一年生コースを受講してみると、ウワサ通りハイレベルで素晴らしい教材ではあるものの、我が家にとっては足りない部分も感じたりしているところです…。

 

と言うわけで今回は、Z会一年生の感想をありのままに、正直に語ってみたいと思います!

 

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通信教育大好き!熱く語らせてください!!!

Z会の通信教育 小学生コース

 

 

Z会小1コース、1年を通した全体の感想。

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入学当初は、色々期待が高まってためかもしれませんが、「Z会、思ったほど難しくない。Z会なのになー…」などど思っていました。

4・5・6月号は学校の勉強よりは多少難しいかな?と感じる程度。

 

そもそも1年生の4月は、平仮名が読めない前提なので、学校の勉強も超スローペースです。

Z会も1学期は様子見な感じで学校に慣れるまではボチボチ行こうぜ~…と言う感じでした。

 

2学期に入ると、学校の勉強も「勉強らしく」なっていきます。それと同時にZ会も徐々にペースアップ。

 

衝撃を受けたのは、11月号のイーマルのこちらの発言。

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「コレデイチネンセイデナラウカンジハゼンブダヨ」

軽く衝撃でした。まだ11月なのに…

 

漢字の進み具合は、学校の倍の速さです!

(注)母の体感速度

その後、12月号からは漢字は「復習一筋」な感じです。

履修範囲を早めに終わらせて、復習を繰り返して定着させするスタイルは中高一貫風⁉︎

効率が良いなと感じます。

 

 

算数も2学期に入ったあたりから徐々に難しくなってきます。

あくまで私の体感ですが「学校の宿題の難しい問題=Z会の普通の問題」な感じ。 

じゃあ「Z会算数の難しい問題(発展問題やハイレベルの後半のページ)」はどれだけ難しいのか…って言うのが気になる所なわけですが。

 

Z会の発展問題は、ちょっと難しい問題にもう一ひねりしてあるような感じです。

例えば学校の宿題でも「3+14-7=??」はありますが、Z会では「3+14+◆=10」もある…。

 

その他にも、中学受験ガンガン意識してまーすって感じの問題(=脳みそをこねくり回して解くようなクイズ系問題)も沢山あると思って頂ければ良いかなと思います。

 

 

Z会は学校のテスト対策としては効率が悪い

そんなわけで小学校1年生からジワリと難しいZ会なわけです。

はっきり言って、学校のテスト対策としては効率悪いです。

 

他社の教科書準拠の教材ならば、学校のテストと似たような問題を演習出来るのですが、Z会はそもそも教科書準拠ではないので、学校で習っている範囲とZ会の範囲が結構ズレます。

国語も教科書の文章とは全く違うものを読むわけで…、20年前の進研ゼミの広告のマンガのように「これ進研ゼミでやったことある問題だ!わかる解けるよ!学校のテストの成績急上昇。100点GETだぜ。」とはならないと思います。

 

ただ、Z会の方が、内容的には若干難しいので、子供が外部テストや実力テストを受ける際の免疫にはなると思っています。(←私はむしろこちらを重視しているのでZ会を選んだ)

 

 

超基本的な計算などについてはフォローがないと感じるかも…

私の文章力では、なかなかお伝えするのが難しくて申し訳ないのですが、こんな感じでジワリと難しいZ会なので、超基本的な部分に関してはフォローが少ないと感じます。

例えば簡単な計算の演習は少ないです。

「3+4=、5+7=、15-8=…」とかそう言う部分ですね。

絶対にスラスラ出来るようになって欲しいし、のちのちこの超基本的な計算のスピードが効いてくると思っているので、我が家では100マス計算のドリルを買い足しました。

 

 

 

けいけんシートは準備が大変なので覚悟が必要。

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国語・算数と並んで、Z会の目玉教材となる「けいけん」学習。

これははっきり言ってちょっと大変です!親が準備を頑張る必要があります!

高学年の理科・社会につながるような経験をさせるための教材なわけですが、付録のないZ会なので、必要な道具は全て自分たちで用意する必要があります。

 

特に理科系の準備が大変でした!

充実感、やり切った時の達成感は凄くありますし、子供の体験としてはとってもとっても良いと思います。

準備した材料のイマイチさによる失敗も貴重な体験だと感じましたし…取り組むことで子供の経験値が上がるのは間違いない。ですが、ちょっと大変なのも間違いない。

 

逆に社会科系はあまり準備がいらなので、取り組みやすかったです。

社会科系のテーマは「あなたはお天気キャスター」「あなたはマークハンター」など。

家にあるものですぐに体験させられるものが多くて、体験がどんどん次の経験につながっていく感じで、とっても良かったと思います。

 

 

 

結構大変大変って言っちゃいましたが、それでも私がZ会を選ぶのは「教科書準拠ではない」から、そして「ちょっとだけ学校よりむずかしい」から。学校の勉強でだけ満足して欲しくはないのです…。

通新教育もオーダーメードと言うわけではないので、わが子にとって合う部分と合わない部分があるなーと言うのはひしひしと感じでいます。

 

理想を言えば「Z会のように教科書準拠ではない教材で、進研ゼミのように面倒見がよくて、RISU算数みたいに自分のペースでどんどん進めていけて、おはなしドリルみたいに面白いお話を沢山読みつつ読解力がつけられる教材がいいなぁ。あっ、漢字は学校で結構沢山プリント学習しているみたいなので、漢字学習のかわりに作文の添削もしていただけると助かります!なるべくリーズナブルにね♡」なんて思ったりしますが、そんなの無理なんですよね。

 

どれを受講するか決めないといけない…。

どの教材もそれぞれに魅力的な所があるので悩んでしまうわけですが。

 

私の中で、教材選びのポイントは「教科書準拠でない事」と「ちょっとだけ学校の問題より難しい事」かなと思っています。

 

学校の勉強は、やはり「みんなにわからせる」事が重要なものなので、少し器用な子ならスラスラできてしまうものだと思います。

私が心配なのは、学校の勉強だけをやっていて、低学年のうちはスラスラ出来てしまうと、結構そこで満足してしまいがちと言うか…そのまま何んとなーく出来る感じで進級しちゃって、中学校に入ったくらいに勉強の仕方がわからなくて意外と伸びないパターン。

 しかもわが子は地方在住なので回りから受ける影響も少なめ。

井戸の中のカエル的環境が整ってしまっている。

 

というわけでせめて、親が好きに選べる通信教育くらいは「学校と違うもので、ちょっと難しいと感じるもの」を与えたいと思っているわけです。

低学年のうちからちょっと骨のある問題に取り組んで「勉強=努力」と言う事を感じ取って欲しいのです。

 

そうなると、次の学年(小2)もZ会継続で良いかなとは思いつつ…。

でもやはりわが子は天才ではないので、基礎的な部分は「百マス計算」などでフォローしていかなきゃいけないかなーと思っています。

 

 

なんだかんだでここまでで3000文字。

ぐだぐだと書いてしまいましたが、最後まで読んでくださったことに感謝です!

実生活ではここまで語れる機会がない…(*'ω'*)笑

 

 ↓Z会ホームページ

Z会の通信教育 小学生コース